複雑で繊細な勃起のメカニズム

心身ともに健康の証ともいえる現象であり、意外にも複雑なメカニズムで起こるものです。神経や血管の働きが健常であり、更に勃起に関わる物質がきちんと放出される必要があります。

血液の流れを良くしていく

まず性的な刺激を受けるところから始まり、脳の中枢神経が興奮することでその情報が神経を通じて陰茎へとシグナルを送ります。同時に一酸化窒素が分泌され、勃起ができますよ、という合図が体内に発信されます。

一酸化窒素が放出されると、血管を広げる物質がカラダの中で作られます。同時に動脈がゆるみ始め、大量の血液を受け入れる準備が整います。一気に血が流れ込むことで大きく膨らみ硬さを増していきます。無数の糸のような血管に集結してパンパンになり静脈が圧迫されます。圧力がかかっているため一度流れ込んだ血液は陰茎から簡単に出ていくことなく、維持されます。

射精後、もしくは性的な興奮がしずまると勃起が終わります。血管は再び収縮して充満していた陰茎の血液はカラダへと戻っていき、柔らかい元通りの状態になります。

異常があれば受診する

勃起にはあらゆる部位の機能が関わっており、それだけに正常に起こらなくなった時の原因究明が難しいものです。性的刺激を脳から陰茎へ伝達する神経、一酸化窒素の分泌、動脈や静脈の弛緩や圧迫などのシステムがすべて整っている必要があります。

中でも血管にまつわる異常は多く、主に加齢による動脈硬化や糖尿病など生活習慣病を起因とするものです。正常に機能しないことが続いた場合は1人で抱え込まず積極的に医療機関にかかるようにしましょう。内服のED治療薬により8割の人が症状を改善され、今まで通りの性行為を復活させています。

システマティックな仕組みを知れば、恥ずかしさを感じることなく相談にいくことができますね。異常を感じたら治療薬で健全な働きを取り戻しましょう。

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